知っておくと便利な里帰り出産のアレコレ

 

“初産の方も経産婦の方も出産は特別なことです。不安も大きく、普段は当たり前にできる家事なども思うようにできずストレスにもなります。旦那さんの仕事が忙しく、帰宅が遅い家庭の場合、臨月が近づくと一人で不安になることも多くなります。
赤ちゃんとお母さんが健やかに過ごすことができるよう、里帰り出産を検討されている方もいるでしょう。実際にかかる見落としがちな費用や、ベストなタイミングはいつなのかを知ることで、事前にしっかりと準備をして備えることができます。

里帰り出産の費用

里帰り出産をすると、自宅での出産ではかからない費用が発生します。中でも大きな割合を占めているのが旦那さんが必要になる費用です。
まず、自炊をするしないにかかわらず食費がかかります。自炊をしない旦那さんの場合はコンビニ弁当や外食など三食すべてを購入することになります。閉店前のタイムセールの時間にお惣菜を購入してもらうなど、旦那さんにも節約するようにお願いするのもひとつの方法です。
交通費も意外にかかります。予定日の前後だけでなく、出産が早まったり少し遅れたりすることで、奥さんや生まれてくる赤ちゃんを心配した旦那さんが頻繁に実家に訪ねてくることもあります。特に高速道路を利用する場合、毎週末ごとに自宅から奥さんの実家までの距離を数回移動するだけでけっこうな金額になります。高速道路を移動する場合には深夜割引や休日割引などを利用するとよいでしょう。
かかる費用は旦那さんだけではありません。お世話になる実家への生活費や車がない場合には健診などの移動のための交通費も必要になります。また、都道府県をまたぐ場合には妊婦健診の助成が違うので、一時的に現金で費用を支払い、後日精算しなければならない場合もあります。
また、帝王切開など予定外の出産になるケースもあります。急な出費の際にメインバンクのATMや窓口が実家の近くにない場合もあるので、事前にしっかりとリサーチして現金を多めに準備しておくとよいでしょう。
自治体によっては、里帰り出産の際に一時保育や託児施設などの月極サービスを利用することができます。費用はかかりますが、未就学児のお子さんがいる場合には検討しておくと、いざという時に助かります。

里帰り出産をする理由

一番のメリットは妊婦さんの体と心の負担を軽減できることです。妊娠中は不安も大きく情緒不安定になりやすいです。そんなときに母親として先輩でもある実母が側にいてくれることはとても心強いでしょう。
臨月になると思うように体が動かず、出産後は想像以上に体力が落ちています。何よりも数時間おきの授乳で睡眠不足になり、家事どころではありません。第二子以降の出産の場合には上の子供の世話もしなければなりません。とにかく体を休めなければならない時期に母親のサポートを受けられるのはとてもありがたいことです。
また、旦那さんからも里帰りした方が安心できるとの声も多くあります。仕事で在宅時間も短く、何かあった際にすぐに駆けつけることができないという不安は男性特有かもしれません。奥さんが里帰りをして安心して出産に臨めることが、旦那さんにとってもありがたいことのようです。

里帰り出産のタイミング

里帰り出産を行う場合、移動のタイミングに注意しなければなりません。産婦人科の医師によって推奨している時期は微妙に異なりますが、平均して安全に移動できる時期は臨月に入る少し前、妊娠34周目から35周目の9ヶ月あたりに移動するのがよいとされています。
臨月に入ると赤ちゃんがいつ生まれてもおかしくないという状態なので、移動中に陣痛が起きてしまうという可能性もあります。飛行機や新幹線など長距離の移動の場合には、思っている以上に体に負担が生じてしまいます。
しかし早い方が良いと思って、妊娠8ヶ月目で里帰りしてしまうのは少し早すぎる場合もあります。時期としては、妊婦さんの身体への負担も少なく問題のない時ではありますが、パートナーである夫や夫の両親との距離が離れてしまう可能性があります。
近距離の場合には特に支障はないかもしれませんが、遠距離の場合にはコミュニケーションを密に取れなくなってしまうこともあるからです。離れて不安になったり寂しくなったりするのは旦那さんも同じなので、お互いの気持ちのバランスを保つためにも妊娠9ヶ月目の里帰りが、短すぎず長すぎずよいと言えるでしょう。
また、妊婦さんやおなかの赤ちゃんの状態、病院の方針などで、移動の時期を指示されることもあります。その場合には勝手に判断せずに、元気な赤ちゃんを産むためにも医師の指示に従って移動することが大切です。

まとめ
里帰り出産は妊婦さんが安心して赤ちゃんを産むためにはとてもよいことですが、両親が現役でお仕事をされていたり、介護を必要としている家族がいたり、女手がいない場合や家事が得意ではない場合など、実家の状況によっては難しい場合もあります。
実家の状況や上の子供たちの学校の関係などで、場合によっては自宅にサポートに来てもらって出産をする方が安心できることもあります。
何よりも大切なのは産前産後の時期に無理をせず、できる限り赤ちゃんとゆっくり過ごせる環境を整えることです。そのために里帰り出産を選択する場合には、費用面や移動の時期などを含めて夫婦でしっかりと話し合い、事前に準備をして万全の体制で出産に臨みましょう。

Text by O-BABY.net事業部/スタッフ

O-BABY.net事業部 深海

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百貨店やOB直営店スタッフの経験を生かし、お客様の立場になり生活や環境をイメージしながらぴったりのグッズをご提案出来るように心がけています。 ファッションと...

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